ラムニスト
新井 光雄最首 公司矢島 正之飯倉 穣福島 伸享
ラムバックナンバー
新井 光雄
2019/04/15 New!!
平成の余りに個人的な思い出
 平成時代が間もなく終わる。強い感慨があるわけではないが、月並みに終わりを感じ、始まりの予兆のなかにある。人それぞれに総括、期待をしているのだろう。その意味では元号も悪くない。当方も昭和の18年の生まれ。母が常々、口にしていたことがある。
福島 伸享
2019/04/08
新元号の発表に寄せて
 4月1日に新しい元号「令和」が発表された。これについて、本来私たちが特段の講評をすべきものではないと考えるが、響きもいいし、万葉集の題詞中の「初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香」から引用しているのもいい。これまでの元号とは異なり特段の哲学や思想性を感じないのが現代らしいが、漢文の初歩的な素養があれば、「梅」や「蘭」という字を見ればこの万葉の詞は支那の影響を大きく受けていることもわかる(現に漢書の『文選』にある帰田賦を踏まえている)。
飯倉 穣
2019/04/01
平成経済30年を考える~下村治博士亡き後の経済政策の混迷
 多くの経済専門家は、平成初めのバブル形成と崩壊を予期できなかった。そしてバブルを招来した前川レポートに係る論争を紹介しない。当時下村治博士は、マクロバランスの視点から同報告を批判した。そして金融緩和・財政拡大・内需拡大策が、日本経済の破綻を招来すると警告した。下村があと数年生きていたら平成経済の姿も変わっていたであろう。バブルを予測できた人のみバブル対応が出来たのではなかろうか。平成の終わりに当時の論争を紹介してみる。アベノミクスの行く末の参考になる。
矢島 正之
2019/03/25
シュタットヴェルケとブロックチェーン
 分散型台帳技術であるブロックチェーンは、一元管理をしないことから中央集権化を防ぐことができ、また取引コストが低減できるほか、データの改ざんが事実上不可能となるなどのメリットが指摘されている。数年前まで、内外の多くの電力会社は、ブロックチェーンの電力分野への適用は可能だとしても、遠い将来の話と考えていたが、現在では、欧米で数多くのパイロットプロジェクトが存在している。
最首 公司
2019/03/18
北アフリカに「アラブの春」再来
 3月8日の金曜日は、「女性の日」。米国では女子プロ・サッカーの選手たちが、男子選手と同等の待遇を求めてデモ行進し、日本でも女性の権利を求めるさまざまな集会が催された。
新井 光雄
2019/03/11
原子力反対の小泉流とは
 政治家という職業はどういうものなのだろうか。個人的にはほとんど知らないものの、その存在は日々のニュースを通して身近かにある。四十年弱の記者生活だったから、職業上で一応、知り合うというか、取材をしたというか、多少の接触はあったが、経済部記者だったことで親密になるといったことはなかった。
福島 伸享
2019/03/04
東海第二原発住民説明会に参加して
 日本原電は、2月22日に茨城県に対して東海第二発電所を再稼働させる方針を表明したが、それに先立つ1月17日に水戸市内で茨城県が主催する「東海第二発電所の新規制基準適合性審査等の結果に係る住民説明会」が開催され、私もこれに参加してきた。
飯倉 穣
2019/02/25
平成経済30年を考える~グローバル化と海外情報基盤忽略の報い
 平成の始めに東側体制の崩壊があり、グローバルな市場経済が形成された。ビジネスチャンスが拡大し、日本企業も海外のインフラ関連事業をフォローしている。政府の後押しもあったが、今日まで十分な成功を収めていない。その理由の一つとして政府の内向的な平成年間の構造改革と海外情報収集能力の不足がある。今一度情報基盤構築を目指したい。
矢島 正之
2019/02/18
電気自動車普及のための政策的課題
 世界的に電気自動車(バッテリー車、プラグインハイブリッド車)の普及が進んでいる。IEA Global EV OUTLOOK 2018によれば、2017年末における世界の電気自動車保有台数は、310万台、2013年比で約8倍という急速な伸びを見せている。
最首 公司
2019/02/12
EPR発明家は小心である
 最近、つくづく思うのは発明家は秘密を守ることに心を砕く余りに小心になっているのではないかーということである。一人はコンニャクを原料にしたノン・カロリー、無糖質食品の原料となる新食品を発明した化学者である。 
新井 光雄
2019/02/04
深刻な原子力輸出「凍結」問題
 日本の原子力が危機的な状況にある。今更ではあるのだが、日立製作所のイギリスへの輸出プロジェクトの「凍結」で深く憂慮すべき段階にきた。このまま看過すれば、まさに日本の原子力全体も頓挫しかねない。
福島 伸享
2019/01/28
経団連・日立製作所の中西会長が問いかけるもの
 年末年始にかけて、経団連の会長であり、原発メーカーの日立製作所の会長でもある中西宏明氏による一連の発言が、さまざまな波紋を呼んだ。12月17日の記者会見では、日立製作所が英国で進める原発の新設計画について、「民間の投資対象とするのは難しくなった」として「もう限界だと英政府に伝えた」と述べた。
刊案内
img 『M&A神アドバイザーズ』第5回「エネルギーフォーラム小説賞」受賞作
2019年03月
山本貴之
img メディア・バイアスの正体を明かす
2019年02月
小島正美
img 6.6kV高圧需要家構内での事故解析
2018年12月
芳田眞喜人
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