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ラムバックナンバー
最首 公司
2019/12/02 New!!
股関節置換手術入院で考えたこと
「先天性股関節変形症です」・・・10年ほど前の春、足腰が痛むので整形外科医に診てもらったら、そう診断された。とりあえず痛みのひどい左股関節を手術しよう、ということで日本でも評判の総合病院に入院した。10日ほどで退院でき、その夏には杖をつきながら訪欧し、フィンランドの「オンカロ」(核廃棄物最終処分場)やスウェーデンの原発を取材した。1年後の定期健診で病院を再訪したとき、身体が浮き上がるような揺れを感じて、慌てて外に飛び出し、ニレの大木の下に避難した。あの東日本大震災だった。
新井 光雄
2019/11/25
ある経済人の発言
根源的な不安を日本は抱えている。現在の日本の置かれた状況に誰しもが持っている不安ながらも社会的な大きな言葉にならない。その一面を考えさせられた。
福島 伸享
2019/11/18
千葉大停電の混乱の要因は何か?
9月9日に千葉市付近に上陸した台風19号によって千葉県内に大規模な停電が発生し、その復旧作業に多大な時間を要した。とりわけ、9月10日午後7時の記者会見で11日中に完全復旧させると発表しながら、翌日には11日中に完全復旧させるのは難しいと発表し、さらに長い時間がかかったことが混乱を呼び、東京電力に対する批判が高まった。
飯倉 穣
2019/11/11
経済運営からMMT(現代貨幣理論)を考える
経済の不透明感が継続している。その中で積極的な財政活用を唱えるMMTが話題である。経済停滞の下、失業があり金融政策に限界があれば、MMTは、貨幣発行・政府の支出増で問題解決可能とする。財政均衡等の経済のバランスを考慮しない等の批判も多い。通常の景気変動で活用というよりバブル崩壊後の経済対策の試行錯誤の一つの考えであろう。いずれにしてもMMTの考えを活用せずに済む経済運営が肝要である。
矢島 正之
2019/11/05
再生可能エネルギーの増大と火力発電の将来
再エネ電源の増大で限界発電プラントであるガス火力の稼働率が低迷し、その収益性の低下が、再エネ電源を促進する国に見られるようになってきている。ドイツでは、2000年に再エネ電源に対して固定価格買取制度を導入して以来、同電源の総発電電力量に占めるシェアは年々増大し、このような現象が顕著となってきた。とくに、2019年以降の太陽光発電の急増がこの現象に拍車をかけている。その結果、収益性の悪化した火力発電の廃止の動きが出てきている。
新井 光雄
2019/10/21
液化天然ガスLNG輸入50年
液化天然ガス。いわゆるLNGがアラスカから輸入開始となって今年で50年という。その節目ということで多少の行事めいたことがあるようだ。本誌の「エネルギーフォーラム」もその特集を予告している。
福島 伸享
2019/10/15
JCO事故20周年を迎えて≪②≫
そして、その10余年後。与党の衆議院議員としての立場で、再び3.11東日本大震災による原子力災害に立ち会うことになってしまいました。
福島 伸享
2019/10/15
JCO事故20周年を迎えて≪①≫
この間、今国会で大きな問題となっている関西電力の高浜での不透明なカネの問題、千葉県等の台風対応の問題、福島の処理水の排出の問題など、電力業界をめぐるさまざまな大きな問題が出ていますが、9月30日で私の地元の茨城県東海村のJCO事故20周年であり、私自身その後の災害対応の最前線で携わっていたことから、このことを2回に分けて今回は述べたいと思います。
飯倉 穣
2019/10/07
原子力を経済・エコロジーで考える
 暑中、福島第二原子力発電廃炉の報道があった。原子力への逆風と迷走が継続している。国連気候変動サミットの状況を仄聞するにつけ、日本の地球環境問題対応の先行きに懸念が生じる。経済、地球エコロジー、エネルギーの視点から見れば、エネルギー選択は厳しい制約に直面している。原子力の在り方を再検討し、その活用を図ることが必須ではなかろうか。
矢島 正之
2019/09/30
電気事業における価値連鎖の統合
市場自由化、分散化、デジタル化は、電気事業における価値連鎖に大きな変化をもたらしている。まず、消費者であり生産者でもあるプロシューマの登場に見られるように、価値連鎖の境界が不明確化している。次に、メータ業務が自由化された国では、同業務が配電から分離されたように、価値連鎖の段階が分裂している。さらに注目すべきは、電気事業の価値連鎖の新たなネットワークが、そして電気事業と自動車産業などの他の業種との価値連鎖の新たなネットワークが形成されていることである。そして、この価値連鎖の統合が、革新的なビジネスモデルを生み出す鍵を握っている。
最首 公司
2019/09/24
イェメン内戦収拾の好機 日本の出番
10月14日未明、世界最大の石油基地、サウジアラムコの石油積み出し基地が攻撃された。外部からの攻撃、侵入には最高水準の電波監視やパトリオット・ミサイルなど厳重な防衛体制が敷かれているはずの石油基地が、ドローンという安価で、単純な無人機による攻撃だった。前月にも同じ東部州のLNG基地が攻撃を受けているので、サウジとしては無念という思いだろう。現地紙によると、当日午前3時30分から40分の10分間に10機のドローンが飛来、うち数機から落とされた爆弾が石油施設に命中、大火災になったという。
新井 光雄
2019/09/17
日韓関係を憂う
緊張感がある。日韓関係である。国と国との緊張関係がこれまでに切迫感を持って迫るのは初めての体験である。好ましいことではない。昭和18年の生まれだ。「戦争」は母親の胸のなかでの2年間の体験。記憶は当然だが、全くない。戦車の進駐軍を戦後、田舎町で見かけただけである。戦争直後を少しだけ体験した。それだけであり、その後の比較的身近な朝鮮戦争やらベトナム戦争は間接的体験であり、緊張感はなかったように思う。
刊案内
img 青学発 岸田教授の「エネルギー文明論」
2019年12月
岸田一隆
img エナジー・トリプル・トランスフォーメーション
2019年11月
株式会社日本総合研究所/井熊 均、瀧口 信一郎、木通 秀樹
img エネルギー政策は国家なり
2019年10月
福島伸享
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