Editor's Eye

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・<アーガス情報>原油、サウジ石油施設攻撃で急伸 2019/09/17

【アーガスメディア=週間原油概況】
16日までの一週間における原油価格は、主要指標が軒並み急伸。週前半は軟調だったが、サウジアラビアの石油施設が14日に襲撃を受けたことで一転。供給減少に対する不安が、価格を大きく持ち上げた。

無人機による攻撃を受けたサウジアラビアでは、原油生産の約半分が停止。復旧には6カ月以上かかるとの見方もあり、需給ひっ迫を見越した買いが台頭した。米国のWTI先物および北海のブレント先物は今年5月下旬、ドバイ現物は7月下旬以来の高値を記録した。

OPEC主導の協調減産が継続するとの観測、および米原油在庫の減少も、買い戻しを促す材料となった。

週前半は、OPECが2020年までの需要伸び率を下方修正したことや、米エネルギー情報局が今年の石油需要の増加幅を2011年以来の低水準に修正したことが、価格を押し下げていた。

【9月16日現在の原油相場】
 WTI先物=62.90ドル(前週比5.05ドル高)、ブレント先物=69.02ドル(前週比6.43ドル高)、オマーン先物=64.56ドル(前週比3.40ドル高)、ドバイ現物=63.92ドル(前週比3.94ドル高)

・<アーガス情報>欧米原油、需給引き締まりを映して反発 2019/09/09

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、米国のWTI先物、北海原油の指標となるブレント先物が、週後半に反発。需給の引き締まりを意識した買いが強まった。6日時点で、いずれも前週を上回る水準に値を戻している。

米国の週間エネルギー統計で、原油在庫が大幅に減少。加えて、ガソリンおよび中間留分の在庫も減少したことから、国内の製油所が石油精製を増やすとの観測が広がった。また、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが毎週発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数が、前週から6基減少したことも、供給を引き締めるとの見方を強めた。

さらに、米国と中国の貿易交渉が前進するとの期待が高まったことも、買い戻しを誘う材料となった。両国の関係が改善されれば、景気が好転して、石油需要が増えるとの見方だ。両国は今月1日から、追加関税を互いに発動。その直後は、景気後退への不安から、原油を売る動きが目立っていた。

また、週前半は、ロシアの8月生産量が今年3月の最高記録を更新したことや、北海油田での生産が定修明けと新規油田の操業開始で増えるとの観測も、相場への重荷となっていた。

【9月6日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=56.52ドル(前週比1.42ドル高)、ブレント先物(ICE)=61.54ドル(前週比1.11ドル高) 、オマーン先物(DME)=60.15ドル(前週比0.07ドル安)、ドバイ現物(Argus)=※59.22ドル(前週比0.41ドル安)

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫の観測が台頭 2019/09/02

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油市場は、主要指標が軒並み上昇。需給の引き締まりを好感した買いが強まった。

米国の原油週間在庫統計が、大幅に減少。生産は増加したが、輸入減が影響した。また、同国のガソリン在庫も減少しており、製油所の稼働率が上がるとの観測が広がった。

さらに、OPEC主導の協調減産で、7月の順守率が159%を記録。6月の137%から、大幅に上昇した。これを受けOPECは、石油需要の見通しに対する楽観を強め、価格に上方圧力が加わった。

また、米国はイランとの対話へ意欲を示すも、イランは米国が制裁を解除しない限り応じることはないと発表。両国の関係改善に対する不透明感が強まり、買い戻しを促した。

一方、中国は9月1日から、米産原油に5%の関税をかけると発表。加えて、米中は対話再開の意向を表明するも具体的な事は決まっておらず、貿易紛争に対する懸念が、価格の上昇をある程度抑制した。

【8月30日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=55.10ドル(前週比0.93ドル高)、ブレント先物(ICE)=60.43ドル(前週比1.09ドル高) 、オマーン先物(DME)=60.22ドル(前週比0.02ドル安)、ドバイ現物(Argus)=※59.63ドル(前週比0.23ドル高)

・<アーガス情報>中東原油、供給懸念を映して上昇 2019/08/26

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油市場は、中東原油が上昇。中東情勢の悪化を背景に、供給への支障を懸念した買いが強まった。

イエメンを拠点とする武装勢力フーシ派が、サウジアラビアの油田を無人機で攻撃。国営サウジ・アラムコ社は、生産に影響はないと発表したものの、供給不安を払しょくするには至らなかった。

また、バーレーンとオーストラリアが新たに、ホルムズ海峡での船舶安全確保に向けた有志連合に参加を表明。米国政府はイランと対話の意思があることを強調したものの、中東を取り巻く環境は依然として不安定だ。

中東原油との関連性が強いブレント先物も、小幅ながらも上昇した。一方、米国のWTI先物は下落。OPECが今年の石油需要見通しに下方修正を加えたことが弱材料となった。また、米中の貿易紛争激化への懸念や、米国経済の先行きに不透明感が強いことも、価格を下押した。

【8月23日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=54.17ドル(前週比0.70ドル安)、ブレント先物(ICE)=59.34ドル(前週比0.70ドル高) 、オマーン先物(DME)=60.24ドル(前週比1.14ドル高)、ドバイ現物(Argus)=※59.40ドル(前週比1.15ドル高)

・<アーガス情報>原油、終盤反落も前週越え 2019/08/19

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み上昇。週終盤に反落するも、16日時点の価格はいずれも前週を上回る水準となった。

OPECの7月生産量が、過去5年で最低の日量2,956万バレルを記録。サウジアラビアの減産が響いた。また同国は、8~9月も7月同様の減産を続ける方針を示しており、買いが促された。

加えて、米国が中国に対する追加関税の発動を、一部延期することを決定。また、米中両国が、貿易紛争解決に向けて、対話を再開する意向を示した。これにより、更なる景気悪化は免れるとの楽観的な見方が広がるとともに、石油需要の増加を見越した買いが強まった。

ただ、中国が15日、追加関税に対して報復措置を取ると発表したことで一転。石油需要の見通しに再び不透明感が広がり、売りが先行。OPECが2019年の石油需要予測に下方修正を加えたことも、下方圧力として働いた。

【8月16日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=54.87ドル(前週比0.37ドル高)、ブレント先物(ICE)=58.64ドル(前週比0.11ドル高) 、オマーン先物(DME)=59.10ドル(前週比1.33ドル高)、ドバイ現物(Argus)=※58.25ドル(前週比1.54ドル高) ※8月9日および12日はシンガポール祭日で価格査定がなかったため、ドバイ現物は8日の相場と比較。

・<アーガス情報>原油反落、需要後退に懸念台頭 2019/08/05

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。週前半は堅調だったが、米中貿易紛争が激化するとの懸念から後半急落した。

米国大統領が1日、中国製品に対する追加関税を表明した。現在制裁を免れている製品に対し、10%の関税を新たに課す。米中の対立悪化で景気が後退し、石油需要が伸び悩むとの不安が、買いを促した。

また、長引く米中問題を背景に、7月の米製造業景況感指数が4カ月連続で低下。2年11カ月ぶりの低水準となったことも弱材料となった。

一方、週前半は、米国が11年ぶりの利下げに動いたことが価格を支えた。また、米週間在庫統計の減少と、不安定な中東情勢も価格を持ち上げた。

【8月2日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=55.66ドル(前週比0.54ドル安)、ブレント先物(ICE)=61.89ドル(前週比1.57ドル安)、オマーン先物(DME)=61.38ドル(前週比2.55ドル安)、ドバイ現物(Argus)=60.30ドル(前週比2.54ドル安)

・<アーガス情報>原油続伸、供給懸念強まる 2019/07/29

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続伸。中東情勢の悪化を背景に、供給不安が一段と強まった。

イランが19日、ホルムズ海峡を航行する英国の原油タンカーを拿捕。これを受けて英国は、船舶の安全確保に向けた取り組みを強化すると表明。欧州諸国に協力を呼び掛けたほか、英海軍で自国籍タンカーを護衛すると発表した。これにより、中東情勢がさらに緊迫化。同地域からの原油供給の減少を懸念した買いが優勢となった。

一方イランは、米国との対話に前向きな姿勢を示した。ただ、米イラン間の緊張が緩和されるとの楽観は広がらず、価格を下げるほどの要因にはなっていない。

米国の週間原油在庫統計が予想以上に減少したことも、価格を支えた。また、同国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス採掘リグの稼働数も、4週連続で減少している。

【7月26日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=56.20ドル(前週比0.57ドル高)、ブレント先物(ICE)=63.46ドル(前週比0.99ドル高)、オマーン先物(DME)=63.93ドル(前週比1.69ドル高)、ドバイ現物(Argus)=62.84ドル(前週比1.45ドル高)

・<アーガス情報>原油急落、需給緩和の観測強まる 2019/07/22

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み急落。足元の需給ひっ迫感が緩和したことで、買いが優勢となった。

米国メキシコ湾岸では、ハリケーンの影響で稼働停止を余儀なくされていた油田が徐々に生産を再開。また、同国で毎週発表されるエネルギー統計が、ガソリンおよび軽油在庫の大幅な増加を示したことで、製油所での原油処理量が減少するとの見方が広がった。

中国では、4~6月期の国内総生産(GDP)成長率が、過去27年で最低となる6.2%を記録。景気減速で、石油需要が伸び悩むとの観測が台頭した。さらに、中国と米国の貿易交渉の先行きに不透明感が強いことも、需要後退につながるとの見方を支えた。

中東では、イランによる石油タンカー攻撃や拿捕が相次いでおり、情勢は引き続き不安定だ。ただ、供給ひっ迫に対する懸念は限定的で、今のところ価格を持ち上げるほどの要因にはなっていない。

【7月19日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=55.63ドル(前週比4.58ドル安) ブレント先物(ICE)=62.47ドル(前週比4.25ドル安) オマーン先物(DME)=62.24ドル(4.30ドル安) ドバイ現物(Argus)=61.39ドル(4.31ドル安)

・<アーガス情報>原油上昇、供給懸念強まる 2019/07/16

【アーガスメディア=週間原油概況】
15日までの一週間における原油価格は、主要指標が軒並み上昇。供給不安を背景に、買いが優勢となった。

英国が4日、欧州連合の制裁に反し、イラン原油をシリアへ輸送していた疑いのあるタンカーを拿捕。11日には、イランが英船舶の拿捕を試み、報復を警戒して護衛に付いていた英海軍に退けられた。これにより、中東情勢が一段と悪化。同地域からの原油供給が滞るとの懸念が広がった。

先週発表の米原油在庫統計が4週連続で減少したことも、強材料となった。米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数も減少し、2018年2月初旬以来の最低を記録。また、米国メキシコ湾岸地域ではハリケーンの接近によって、生産停止を余儀なくされた油田もあった。

ただ、メキシコ湾岸での生産は、15日から徐々に再開。加えて、中国の4~6月GDP成長率が1992年以来の最低を記録したことで、石油需要が伸び悩むとの観測が台頭。価格の上昇が幾分か抑制される結果となった。

【7月15日現在の原油相場】
 WTI先物=59.58ドル(前週比1.92ドル高)、ブレント先物=66.48ドル(前週比2.37ドル高)、オマーン先物=65.64ドル(前週比2.04ドル高)、ドバイ現物=65.19ドル(前週比2.05ドル高)

・【アーガスメディア=週間原油概況】原油下落、需要後退に懸念 2019/07/08

先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。供給を引き締める材料はあったが、需要後退に対する懸念が強く、売りが先行した。

6月28~29日に大阪で開催された主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、米国と中国は、貿易問題解決に向け交渉を再開することで合意した。ただ、7月5日時点で具体的な見通しは立っておらず、先行き不透明感が強まっている。

加えて、米国、ユーロ圏、中国における6月の経済指標が、軒並み前月から下落。景況感が悪化したことで、石油需要が伸び悩むとの観測が台頭した。

一方、OPEC主導の協調減産は、来年3月末まで継続となった。また、米国の週間原油在庫統計が、3週連続で減少を示した。さらに、英国が4日、欧州連合の制裁に反し、イラン原油をシリアへ輸送していた疑いのあるタンカーを拿捕したことで、中東情勢の悪化に対する懸念が台頭。供給が減少するとの観測が広がったが、価格を押し上げるほどの要因にはならなかった。

【6月21日現在の原油相場】
原油価格($/bl) 07/05 ± WTI先物(NYMEX) 57.51 -0.96 ブレント先物(ICE) 64.23 -2.32 オマーン先物(DME) 62.18 -2.45 ドバイ現物(Argus) 61.53 -3.00

・<アーガス情報>原油続伸、需給引き締まり観を映す 2019/07/01

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続伸。需給逼迫観が強まり、買いが優勢になった。

米国が24日、イランに対する追加制裁を発動。これを受けて、イランは米国との緊張緩和に向けた対話を拒否した。13日にホルムズ海峡で起きたタンカー襲撃事件以来、両国の関係は悪化している。中東原油の供給に支障が出るとの不安が、日増しに強まっている。

また、米国の週間原油在庫統計が、アジア向け輸出の増加を背景に、予想以上に減少。加えて、OPEC主導の協調減産が継続される見通しが強いことも、買いを促した。

一方、米エネルギー情報局によると、米国の4月生産量が、2018年12月以来の最高水準を記録。さらに、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数も前週から増えており、価格の上昇を抑制した。

【6月28日現在の原油相場】
WTI先物=58.47ドル(前週比1.04高)、ブレント先物=66.55ドル(前週比1.35ドル高)、オマーン先物=64.63ドル(前週比0.39ドル高)、ドバイ現物=64.53ドル(前週比0.28ドル高)

・<アーガス情報>原油急伸、中東情勢の悪化が買い促す 2019/06/24

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み急伸。中東情勢の悪化で、供給不足を懸念する買いが強まった。

イラン革命防衛隊が20日、ホルムズ海峡上空を飛行していた米軍の無人機を撃墜。先週のタンカー襲撃事件で緊迫化している米国とイランの軍事対立が、より深刻度を増した。米国は21日、イランへの報復攻撃を中止したと発表したが、価格を下押すには至っていない。

一方、米国大統領は、今月28~29日に大阪で開催される主要20カ国・地域(G20)首脳会議で、中国と会談すると表明。両国の経済対立が緩和することを期待する買いも強まった。

また、米国の週間原油在庫統計が、精製処理量と輸出の増加を背景に、予想を上回る減少を示した。米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数も減少し、価格を下支えした。

【6月21日現在の原油相場】
WTI先物=57.43ドル(前週比4.92高)、ブレント先物=65.20ドル(前週比3.19ドル高)、オマーン先物=64.24ドル(前週比4.34ドル高)、ドバイ現物=64.25ドル(前週比4.61ドル高)

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