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・<アーガス情報>原油続伸、需給逼迫観の強まりを映す 2019/11/18

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続伸。需給逼迫観の強まりを背景に、先高を懸念した買いが優勢となった。

ナイジェリアが、来年もOPEC主導の協調減産を順守していく姿勢を示した。また、オマーンの石油相は、来月のOPEC総会で減産継続が合意される可能性を示唆。さらにOPECが、非加盟国による原油生産の減速を予測したことで、需給が引き締まった。

米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス採掘リグの稼働数が、5週連続で減少。先週に続き、2017年3月中旬以来の最低を記録したしたことも、買いを誘う材料となった。

また、中国では、10月の原油輸入量、および石油製品の国内生産量が増加。内需は強いとの見方が強まったことも、価格を持ち上げた。

ただ、米国の週間原油在庫統計が、3週連続で増加。また、米エネルギー情報局および国際エネルギー機関が、米国の原油生産の増加を予測。価格の上昇に、抑制が加わった。

【11月15日現在の原油相場(原油価格($/bl))】
WTI先物(NYMEX)=57.72ドル(前週比0.48ドル高)、ブレント先物(ICE)=63.30ドル(前週比0.79ドル高)、オマーン先物(DME)=63.02ドル(前週比1.06ドル高)、ドバイ現物(Argus)=61.96ドル(前週比1.18ドル高)

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫観が強まる 2019/11/11

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み上昇。需給の引き締まりを期待する買いが優勢となった。

イランの石油相が、来月開催予定のOPEC総会で、更なる減産が合意される可能性を示唆。需給逼迫を見越した買いが強まった。

また、イラクでは、情勢不安を背景に、石油の供給に支障がでるとの懸念が広がっている。同国政府は6日、Nasiriya製油所の入口が、デモ隊により封鎖されたと公表した。

さらに、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス採掘リグの稼働数が、4週連続で減少。2017年3月中旬以来の最低を記録し、価格の強材料となった。

他方で、米中関係の改善に期待が高まったことも、買い戻しを促す要因となった。

一方、米週間在庫統計は、輸出減少を背景に、予想以上に増加。価格の上昇を、ある程度抑制した。

【11月8日現在の原油相場(原油価格($/bl))】
WTI先物(NYMEX)=57.24ドル(前週比1.04ドル高)、ブレント先物(ICE)=62.51ドル(前週比0.82ドル高)、オマーン先物(DME)=61.96ドル(前週比2.09ドル高)、ドバイ現物(Argus)=60.78ドル(前週比2.24ドル高)

・<アーガス情報>欧米原油、供給減少の観測を映して続伸 2019/11/05

【アーガスメディア=週間原油概況】
4日までの一週間における原油価格は、米国のWTI先物、北海原油の指標となるブレント先物が続伸。供給が減少するとの観測が強まるなか、買いが先行した。

米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが、国内石油ガス採掘リグの稼働数が前週から8基減少して、2017年3月中旬以来の最低を記録したと発表。採掘会社の多くがここへきて支出を控える傾向にあり、稼働リグ数は今後も減少する可能性がある。

また、イランの石油相が4日、来月開催されるOPEC総会で、更なる減産が合意されるとの見方を示したことも、買い意欲を高める要因となった。

ただ、北海で新規油田が稼働を開始したほか、米国でも8月生産量が増加。さらに、中国および米国の石油需要が、貿易対立の影響で後退するとの観測もあり、価格の上昇には幾分か抑制が加わった。

【11月4日現在の原油相場】
 WTI先物=56.54ドル(前週比0.73ドル高)、ブレント先物=62.13ドル(前週比0.56ドル高)、オマーン先物=61.87ドル(前週比0.17ドル安)、ドバイ現物=60.41ドル(前週比1.17ドル安)
※10月28日はシンガポール祭日で価格査定がなかったため、ドバイ現物は29日の相場と比較。

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫感を反映 2019/10/28

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み上昇。需給逼迫感が台頭し、買いが優勢となった。

米週間在庫統計が、予想に反して大幅に減少。輸入量が、1996年2月以来の最低を記録したことが背景にある。加えて、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス採掘リグの稼働数も減少し、2017年3月以来の最低を記録。需給逼迫を意識した買いが強まった。

また、英フォーティーズ油田の輸出用パイプラインが、2度にわたり計画外停止。いずれもすぐに復旧したが、逼迫感を一段と強める要因になった。

ただ、クウェイトとサウジアラビアが、両国の中立地帯で原油生産を再開すると発表。さらに、国際通貨基金(IMF)が、アジア・太平洋地域における経済成長予測に下方修正を加えたことで、価格の上昇が幾分か抑制された。

【10月25日現在の原油相場(原油価格($/bl))】
WTI先物(NYMEX)=56.66ドル(前週比2.88ドル高)、ブレント先物(ICE)=62.02ドル(前週比2.60ドル高)、オマーン先物(DME)=62.39ドル(前週比1.63ドル高)、ドバイ現物(Argus)=61.58ドル(前週比1.83ドル高)

・<アーガス情報>原油下落、需給ひっ迫の懸念緩和 2019/10/21

アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。需給ひっ迫の懸念を払拭する材料が出揃ったことで、売りが優勢となった。

トルコが、シリア北部で進める軍事作戦について、米国と一時停戦することで合意。これにより、高まっていた中東情勢悪化への不安が後退。原油供給が滞ることへの懸念も緩和した。

米国では、原油週間在庫統計が予想以上に増加。同国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが毎週発表する国内石油掘削リグの稼働数も、2週連続で増えた。さらに、国際エネルギー機関が、OECDの原油流通在庫が2016年以来の高水準にあると発表したこともあり、供給は十分にあるとの見方が強まった。

一方、国際通貨基金が、米中貿易問題による影響を理由に、今年と来年の世界経済見通しに下方修正を加えたことで、石油需要が伸び悩むとの観測が台頭。売り意欲を一段と強める材料となった。

【10月18日現在の原油相場(原油価格($/bl))】
WTI先物(NYMEX)=53.78ドル(前週比0.92ドル安)、ブレント先物(ICE)=59.42ドル(前週比1.09ドル安)、オマーン先物(DME)=60.76ドル(前週比0.65ドル安)、ドバイ現物(Argus)=59.75ドル(前週比0.89ドル安)

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫観が台頭 2019/10/15

【アーガスメディア=週間原油概況】
14日までの一週間における原油価格は、主要指標が軒並み上昇。需給逼迫の観測が強まるなか、買いが先行した。

トルコが8日、シリア北東部に軍事攻撃を開始。トルコ、シリアともに原油の主要生産国ではないものの、中東周辺国の情勢が悪化するとの懸念が広がった。さらに11日には、紅海を航行中だったイランの石油タンカーが爆発を起こした。同タンカーの所有者であるイラン国営タンカー会社NITCはミサイル攻撃を主張しており、中東原油の供給に不安が強まった。

北海最大のBuzzard油田での生産が4~14日まで計画外停止していたことも、価格を押し上げる材料となった。

一方、9月に無人機による襲撃を受けたサウジアラビアの石油施設では、復旧作業が順調に進んでいる。米国では、週間原油在庫統計が増加。さらに、国際エネルギー機関が、OECDの原油在庫が2016年以来の高水準にあると発表したことで、価格の上昇には抑制が加わった。

【10月14日現在の原油相場】
 WTI先物=53.59ドル(前週比0.84ドル高)、ブレント先物=59.35ドル(前週比1.00ドル高)、オマーン先物=60.90ドル(前週比1.92ドル高)、ドバイ現物=59.83ドル(前週比1.40ドル高)

・<アーガス情報>原油急落、供給不安の解消で売り強まる 2019/10/07

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み急落。供給不安が解消したことで、先安を懸念した売りが優勢となった。

サウジアラビアの原油生産が、回復傾向にある。同国の石油施設は先月、無人機による攻撃を受けたことで、生産能力は一時半分程度に減少した。しかし、その後復旧は順調に進んでおり、来月末には攻撃前の水準にまで生産能力が戻る見込みだ。

リビアの生産能力も回復。9月の輸出量は前月と比べると10%近く伸びた。同国最大のエルシャララ油田での生産が、ここへきて安定していることが背景にある。また、ブラジルでも、8月生産量が過去最大を記録した。

一方、原油の大消費国である米国で、週間在庫統計が3週連続で増加を示したことも、需給緩和を意識した売りを促す材料となった。同国では原油生産は減少したものの、製油所の稼働率が低下したことが、在庫増につながった。
イラクが、OPEC主導の減産に協調する目的で生産を減らしたが、価格を押し上げる要因にはならなかった。

【10月4日現在の原油相場(原油価格($/bl))】
WTI先物(NYMEX)=52.81ドル(前週比3.10ドル安)、ブレント先物(ICE)=58.37ドル(前週比3.54ドル安)、オマーン先物(DME)=58.53ドル(前週比4.12ドル安)、ドバイ現物(Argus)=57.83ドル(前週比4.12ドル安)

・<アーガス情報>原油続落、需給緩和の観測が台頭 2019/09/30

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続落。供給懸念がある程度解消されたことに加え、石油需要が後退するとの見方が広がった。

襲撃被害を受けたサウジアラビアの石油生産施設が、徐々に復旧。一部の施設では、稼働率が襲撃前の水準にまで回復しており、これまでの供給ひっ迫感が緩和した。

また、米国が中国に対する強硬姿勢を崩さず、貿易紛争が長引くとの懸念が台頭。さらに、米国内では、大統領の弾劾調査を巡る内政の混乱が続いている。これらが原因で景気が悪化すれば、石油需要が伸び悩む公算が大きい。

米国の週間原油在庫統計が、増加を示したことも弱材料となった。生産の増加と、製油所の稼働率低下が背景にある。一方、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが発表する国内石油ガス採掘リグの稼働数は2017年4月以来の最低水準を記録したが、価格を押し上げる程の要因にはならなかった。

【9月27日現在の原油相場】≪br≫WTI先物(NYMEX)=55.91ドル(2.18ドル安)、ブレント先物(ICE)=61.91ドル(2.37ドル安)、オマーン先物(DME)=62.65ドル(1.98ドル安)、ドバイ現物(Argus)=61.95ドル(2.50ドル安)

・<アーガス情報>欧米原油、供給懸念の後退を映して急落 2019/09/24

アーガスメディア=週間原油概況】
23日までの一週間における原油価格は、北海原油の指標となるブレント先物および米国のWTI先物が急落。供給ひっ迫に対する懸念が後退したことで、売りが先行した。

サウジアラビアは18日、襲撃を受けた石油生産施設が11月末までに完全復旧するとの見通しを発表。供給への支障は、当初の想定よりも小さいとの見方が広がった。

米国の週間原油在庫統計が4週間ぶりに増加を示したことも、供給不安を緩和した。また、同国政府は20日、対中関税の一部解除を拒否。貿易紛争の先行きに不透明感が広がり、石油需要が伸び悩むとの観測が台頭したことも、価格を下押す材料となった。

一方、中東原油は小幅な下落にとどまった。米国がサウジアラビアの石油施設を守るための軍事行動を示唆したことで、中東情勢悪化に対する不安が再燃。下落を幾分か抑制した。

【9月23日現在の原油相場】≪br≫WTI先物(NYMEX)=58.64ドル(4.26ドル安)、ブレント先物(ICE)=64.77ドル(4.25ドル安)、オマーン先物(DME)=64.02ドル(0.54ドル安)、ドバイ現物(Argus)=63.36ドル(0.56ドル安)

・<アーガス情報>原油、サウジ石油施設攻撃で急伸 2019/09/17

【アーガスメディア=週間原油概況】
16日までの一週間における原油価格は、主要指標が軒並み急伸。週前半は軟調だったが、サウジアラビアの石油施設が14日に襲撃を受けたことで一転。供給減少に対する不安が、価格を大きく持ち上げた。

無人機による攻撃を受けたサウジアラビアでは、原油生産の約半分が停止。復旧には6カ月以上かかるとの見方もあり、需給ひっ迫を見越した買いが台頭した。米国のWTI先物および北海のブレント先物は今年5月下旬、ドバイ現物は7月下旬以来の高値を記録した。

OPEC主導の協調減産が継続するとの観測、および米原油在庫の減少も、買い戻しを促す材料となった。

週前半は、OPECが2020年までの需要伸び率を下方修正したことや、米エネルギー情報局が今年の石油需要の増加幅を2011年以来の低水準に修正したことが、価格を押し下げていた。

【9月16日現在の原油相場】
 WTI先物=62.90ドル(前週比5.05ドル高)、ブレント先物=69.02ドル(前週比6.43ドル高)、オマーン先物=64.56ドル(前週比3.40ドル高)、ドバイ現物=63.92ドル(前週比3.94ドル高)

・<アーガス情報>欧米原油、需給引き締まりを映して反発 2019/09/09

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、米国のWTI先物、北海原油の指標となるブレント先物が、週後半に反発。需給の引き締まりを意識した買いが強まった。6日時点で、いずれも前週を上回る水準に値を戻している。

米国の週間エネルギー統計で、原油在庫が大幅に減少。加えて、ガソリンおよび中間留分の在庫も減少したことから、国内の製油所が石油精製を増やすとの観測が広がった。また、米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが毎週発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数が、前週から6基減少したことも、供給を引き締めるとの見方を強めた。

さらに、米国と中国の貿易交渉が前進するとの期待が高まったことも、買い戻しを誘う材料となった。両国の関係が改善されれば、景気が好転して、石油需要が増えるとの見方だ。両国は今月1日から、追加関税を互いに発動。その直後は、景気後退への不安から、原油を売る動きが目立っていた。

また、週前半は、ロシアの8月生産量が今年3月の最高記録を更新したことや、北海油田での生産が定修明けと新規油田の操業開始で増えるとの観測も、相場への重荷となっていた。

【9月6日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=56.52ドル(前週比1.42ドル高)、ブレント先物(ICE)=61.54ドル(前週比1.11ドル高) 、オマーン先物(DME)=60.15ドル(前週比0.07ドル安)、ドバイ現物(Argus)=※59.22ドル(前週比0.41ドル安)

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫の観測が台頭 2019/09/02

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油市場は、主要指標が軒並み上昇。需給の引き締まりを好感した買いが強まった。

米国の原油週間在庫統計が、大幅に減少。生産は増加したが、輸入減が影響した。また、同国のガソリン在庫も減少しており、製油所の稼働率が上がるとの観測が広がった。

さらに、OPEC主導の協調減産で、7月の順守率が159%を記録。6月の137%から、大幅に上昇した。これを受けOPECは、石油需要の見通しに対する楽観を強め、価格に上方圧力が加わった。

また、米国はイランとの対話へ意欲を示すも、イランは米国が制裁を解除しない限り応じることはないと発表。両国の関係改善に対する不透明感が強まり、買い戻しを促した。

一方、中国は9月1日から、米産原油に5%の関税をかけると発表。加えて、米中は対話再開の意向を表明するも具体的な事は決まっておらず、貿易紛争に対する懸念が、価格の上昇をある程度抑制した。

【8月30日現在の原油相場】
WTI先物(NYMEX)=55.10ドル(前週比0.93ドル高)、ブレント先物(ICE)=60.43ドル(前週比1.09ドル高) 、オマーン先物(DME)=60.22ドル(前週比0.02ドル安)、ドバイ現物(Argus)=※59.63ドル(前週比0.23ドル高)

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