Editor's Eye

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・<アーガス情報>原油続落、供給逼迫懸念が後退 2018/11/12

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続落。WTI先物は9日時点で、今年3月初旬以来の低値となる60.19ドルまで値を落とした。
米国政府によるイラン産原油の禁輸制裁で、8カ国が適用除外となった。イラン原油の主な買い手となる中国とインドが含まれたことで、供給逼迫への懸念が後退した。これら8カ国は、今後6カ月間に限り、イラン原油の輸入続行が認められている。
米国の週間原油在庫統計が、国内生産の増加を背景に、7週連続で増加を示したことも、相場を下押す要因となった。また、同国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが毎週発表する国内石油ガス掘削リグの稼働数も、前週から14基増えた。
米国エネルギー情報局は、堅調な生産活動を受けて、2019年の国内生産見通しを2.6%引き上げ、過去最高となる日量1,206万バレルに達すると予測した。

【11月9日現在の原油相場】
 WTI先物=60.19ドル(前週比2.95ドル安)、ブレント先物=70.18ドル(前週比2.65ドル安)、オマーン先物=69.74ドル(前週比2.16ドル安)、ドバイ現物=69.40ドル(前週比1.94ドル安)

・<アーガス情報>原油下落、イラン産の供給懸念が緩和 2018/11/05

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。イラン産の供給減少に対する懸念が緩和したことで、供給余剰観が一段と強まった。
米国の国務長官が2日、対イラン経済制裁として実施するイラン産原油の全面禁輸において、8カ国への適用を一時的に除外すると発表。国名は制裁が発動する5日に公表される。米国と中国の貿易摩擦を背景とする景気後退で、石油需要が弱まるとの観測がある中で、イラン産原油の供給懸念が後退したため、市場では売りが先行した。
また、米国の8月生産量が、前月比3.8%増の日量1,140万バレルに増加。国内在庫も6週連続で積み上がっている。加えて、ロシアでも10月の原油およびコンデンセート生産量が、ソ連崩壊後で最高となる日量1,140万バレルを記録しており、足元の市場は供給過多の状態が続くとの見方が強い。

【11月2日現在の原油相場】
 WTI先物=63.14ドル(前週比4.45ドル安)、ブレント先物=72.83ドル(前週比4.79ドル安)、オマーン先物=71.90ドル(前週比4.20ドル安)、ドバイ現物=71.34ドル(前週比4.08ドル安

・<アーガス情報>原油続伸、需給引き締まり感が台頭 2018/10/29

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。週の後半は、需給の引き締めを予想させる材料が価格を持ち上げたが、前半の下落を相殺するには至らなかった。

週前半の市場は、供給過剰感が台頭。サウジアラビアの石油相が、原油生産を日量100万~200万バレル引き上げる可能性を示唆したことで、売りが加速した。また、米国の週間原油在庫統計が5週連続で増加。加えて、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産で、9月の順守率が前月比18ポイント減の111%に低下したことも、売りを誘う材料となった。

ただ、後半は一転。米国の石油サービス会社ベーカー・ヒューズが26日に発表した国内石油ガス掘削リグの稼働数が前週比で1基の増加にとどまった。これにより、市場では米国の原油生産が減速するとの観測が広がり、買いが強まる展開となった。また、中国やインドの原油需要が旺盛なことや、米国の石油製品在庫が減少したことも、相場を支える材料となった。

【10月26日現在の原油相場】
 WTI先物=67.59ドル(前週比1.53ドル安)、ブレント先物=77.62ドル(前週比2.16ドル安)、オマーン先物=76.10ドル(前週比2.61ドル安)、ドバイ現物=75.42ドル(前週比2.32ドル安)

・<アーガス情報>下落、ブレント再び70ドル台 2018/10/22

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は全ての指標が前週から続落。供給余剰感の強まりが相場を下押した。

週半ばに発表された米国の週間原油在庫統計では4億1,640万バレルを示し、前週より650万バレル増加。同国の在庫が増加するのは今週で4週連続となる。また、サウジアラムコ社が紅海沖に新たな原油輸出ターミナルを建設、操業を開始したことも供給量の増加への懸念につながった。これにより、同国の原油輸出能力は日量300万バレル増加することが見込まれている。

ただ、米国のイランに対する制裁の拡大や、ベネズエラの供給問題など、価格の上昇材料となり得る事柄は依然として不明瞭のままだ。週終わりにはノルウェーでの原油及びコンデンセート生産量が9月、計画外メンテナンスの影響で前月を10%程下回ったとの報告もあり小幅に値を戻した。

【10月19日現在の原油相場】
 WTI先物=69.12ドル(前週比2.22ドル安)、ブレント先物=79.78ドル(前週比0.65ドル安)、オマーン先物=78.71ドル(前週比1.31ドル安)、ドバイ現物=77.74ドル(前週比1.78ドル安)

・<アーガス情報>原油反落、供給逼迫懸念が緩和 2018/10/15

【アーガスメディア=週間原油概況】
原油価格は、供給逼迫感の緩和を映して、主要指標が軒並み反落。ただ、ブレント先物、オマーン先物は依然として、4年ぶりの高値となる80ドル台を維持している。

米国の週間原油在庫統計が、3週連続で増加を示した。国内生産の増加と、製油所稼働率の低下が背景にあり、市場では売りが先行した。 石油輸出国機構(OPEC)が最新の月報で、2018年および19年の世界の原油需要見通しを下方修正。加えて、非加盟国による今年の生産予測を引き上げたことも、売り意欲を高める材料となった。また、ハリケーンの影響で停止していた米メキシコ湾岸での原油生産に再開目途が立ったことや、リビア原油の輸出回復、貿易摩擦を背景とした景気減速とそれに伴う需要後退予測も、相場への重荷となった。

【10月12日現在の原油相場】
 WTI先物=71.34ドル(前週比3.00ドル安)、ブレント先物=80.43ドル(前週比3.73ドル安)、オマーン先物=80.02ドル(前週比4.30ドル安)、ドバイ現物=79.52ドル(前週比3.63ドル安)

・<アーガス情報>ブレント一時86ドル台、過去4年で最高 2018/10/09

【アーガスメディア=週間原油概況】
8日時点での原油価格は、ブレントおよびWTIともに前週比では下落したものの、ブレントは一時1バレル当たり86.29ドル、WTIは76.41ドルの高値を更新。ブレントが同水準となるのは、2014年10月以来、WTIも同年11月振りとなる。さらなる需給ひっ迫への懸念が高まり、相場が持ち上がった。

1日、北米自由貿易協定(NAFTA)で3カ国の協定維持が合意。北米地域の経済活動のさらなる活発化が期待され、これに伴った原油需要が強まることが予想された。また、石油世出国機構(OPEC)加盟国および非加盟国は米政府の増産要請に対し、引き続き生産を抑えるとの方針を示したことも価格上昇を誘った。米政府はイランからの出荷量減少を受けて同期間に増産を要請したが、OPECは非加盟国からの生産量増加を見込み、生産調整を維持する意向を示している。

ただ、週後半にはサウジアラビア、カザフスタンおよびロシアから生産量増加の見通しが発表され、下落。また、国内情勢が安定しつつあるリビアの生産量も増加傾向にあり、ブレント、WTIともに週間では小幅に下落した格好だ。

【10月8日現在の原油相場】
 WTI先物=74.29ドル(前週比1.01ドル安)、ブレント先物=83.91ドル(前週比1.07ドル安)、オマーン先物=82.43ドル(前週比0.76ドル高)、ドバイ現物=81.49ドル(前週比0.78ドル高)

・<アーガス情報>原油上昇、供給懸念強まる 2018/10/01

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、供給ひっ迫感の強まりを映して、主要指標が軒並み上昇。北海原油の指標となるブレント先物、および中東原油を代表するドバイ現物は1バレル当たり80ドルを超え、約4年ぶりの高値を更新した。

イラン原油の取引を対象とした米国による制裁再開を11月5日に控え、供給不足への懸念が強まっている。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアを含む主要産油国は9月23日、アルジェリアで会合を開いたが、そこでは生産調整についての議論はなかった。また、米エネルギー省長官が、イラン原油の輸出減少を理由に、戦略石油備蓄を放出する予定はないと発言したこともあり、市場では買いが優勢となった。

先週発表の米国原油週間在庫統計は、予想に反して増加。国内製油所の稼働率低下と、生産増加が背景にある。しかし、いずれも、価格を押し下げるほどの材料にはならなかった。

【9月28日現在の原油相場】
 WTI先物=73.25ドル(前週比2.47ドル高)、ブレント先物=82.72ドル(前週比3.92ドル高)、オマーン先物=84.86ドル(前週比6.82ドル高)、ドバイ現物=80.28ドル(前週比3.07ドル高)

・<アーガス情報>原油上昇、供給ひっ迫観が台頭 2018/09/25

【アーガスメディア=週間原油概況】
24日までの一週間における原油価格は、供給ひっ迫観を背景に、主要指標が軒並み上昇。北海原油を代表するブレント先物原油は、2014年11月以来、約4年ぶりに80ドル台をつけた。

石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアを含む主要産油国は23日、アルジェリアで会合を開いた。しかし、18年中の生産調整について話し合われることはなく、イラン原油の輸出減少に対する不安は残る結果となった。

リビア産原油の供給が、情勢不安を背景に減少するとの懸念もある。また、米国では、原油週間在庫統計が5週連続で減少を示したほか、石油ガス掘削リグの稼働数も前週から2基減っており、これまでの需給ひっ迫観がさらに強まる展開となった。

一方、経済協力開発機構(OECD)は貿易摩擦が悪化すれば、世界経済は今後さらに後退すると示唆。そうなれば、石油需要も弱まることになるため、価格の上昇には幾分か抑制が加わった。 【9月24日現在の原油相場】
 WTI先物=72.08ドル(前週比3.17ドル高)、ブレント先物=81.20ドル(前週比3.15ドル高)、オマーン先物=80.02ドル(前週比3.06ドル高)、ドバイ現物=78.44ドル(前週比2.07ドル高)

・<アーガス情報>原油上昇、需給ひっ迫感が台頭 2018/09/18

【アーガスメディア=週間原油概況】
17日までの1週間における原油価格は、主要指標が軒並み上昇。需給ひっ迫感の強まりが、買い意欲を促した。

米エネルギー情報局(EIA)が11日、2018年および19年の国内原油生産見通しに下方修正を加えたことを受けて、供給量が当初の想定よりも少なくなるとの観測が台頭。米国の対イラン制裁で、イラン産原油の輸出量が減少していることもあり、市場では買いが優勢となった。また、中国の8月原油輸入量が前月比で増加したことも、価格を支えた。

ただ、タンカー衝突事故の影響で輸出停止を余儀なくされているベネズエラ東部のホセ港が、10月初旬までに再開する見通し。米国の主要シェール油田における10月生産量が前月比で増加するとの予測もあり、価格の上昇には幾分か抑制が加わった。

【9月17日現在の原油相場】
 WTI先物=68.91ドル(前週比1.37ドル高)、ブレント先物=78.05ドル(前週比0.68ドル高)、オマーン先物=76.96ドル(前週比0.68ドル高)、ドバイ現物=76.37ドル(前週比0.54ドル高)

・<アーガス情報>原油下落、米石油製品在庫が増加 2018/09/10

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み下落。米国の週間統計で、国内の石油製品在庫が増加したことが、売りを誘う要因となった。

米エネルギー情報局(EIA)が発表した統計によると、国内ガソリン在庫が前週から180万バレル増加して、2億3460万バレルに達した。これは、過去5年平均を7%上回る水準だ。中間留分在庫も増加しており、石油精製量が今後減らされるとの観測が広がった。

米国の国内原油在庫統計は、製油所が高稼働を続けていることを背景に、3週連続で減少。しかし、価格を持ち上げる要因にはならなかった。

また、イラン、ロシア、アルジェリア、およびベネズエラからの供給が減少しているものの、価格は前週比で上昇していないことから、世界的な需給ひっ迫を招くほどの材料にはならないとの見方が大勢となっているようだ。

【9月7日現在の原油相場】
 WTI先物=67.75ドル(前週比2.05ドル安)、ブレント先物=76.83ドル(前週比0.59ドル安)、オマーン先物=75.26ドル(前週比0.50ドル安)、ドバイ現物=74.63ドル(前週比1.15ドル安)

・<アーガス情報>原油上昇、需給逼迫懸念消えず 2018/09/03

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み続伸。需給逼迫への懸念が根強く、各地で引き続き、買いが先行した。

ベネズエラ東部のホセ港で、タンカーの衝突事故が発生。この影響で、同ターミナルからの輸出が日量20万バレル減少した。加えて、米国の週間原油在庫統計が、輸出増加を背景に、予想を上回る減少を示したほか、国内ガソリン在庫も減少した。

また、米国とメキシコが通商協定に合意。これにより、景気が好転し、石油需要が強まるとの期待が広がり、需給を一段と引き締めた。

ただ、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産で、年初150%以上だった順守率が、7月は109%に低下。米中の貿易摩擦による景気後退への不安もある。加えて、米国では、原油生産が好調だ。このため、価格の上昇には、幾分か抑制が加わる結果となった。

【8月31日現在の原油相場】
 WTI先物=69.80ドル(前週比1.08ドル高)、ブレント先物=77.42ドル(前週比1.60ドル高)、オマーン先物=75.76ドル(前週比1.37ドル高)、ドバイ現物=75.78ドル(前週比1.64ドル高)

・<アーガス情報>原油上昇、供給懸念強まる 2018/08/27

【アーガスメディア=週間原油概況】
先週の原油価格は、主要指標が軒並み上昇。供給逼迫への懸念が、各地で買いを促した。

米国の対イラン制裁の影響で、イラン産原油の輸出減少が顕著になり始めた。また、米国では、週間原油在庫統計が大幅減少を示したほか、国内石油掘削リグの稼働数も減少。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズによると、稼働リグの減少数は今年最大となる13基を記録した。

北海でフランスのトタール社が操業する石油プラットフォームで労働者ストライキが続いていることも、供給不安を煽る要因となった。

ただ、中国が米国の石油製品や石炭などのエネルギー商品に関税を賦課したことで、両国の貿易摩擦が悪化。これにより、世界経済が減速するとの懸念が広がり、価格の上昇を幾分か抑制した。

【8月24日現在の原油相場】
 WTI先物=68.72ドル(前週比2.81ドル高)、ブレント先物=75.82ドル(前週比3.99ドル高)、オマーン先物=74.39ドル(前週比3.78ドル高)、ドバイ現物=74.14ドル(前週比3.76ドル高)