Editor's Eye

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・IEA省エネ課長、トップランナー方式を評価 2017/04/26

 G20の各国が取り組む省エネ政策の成果が着実に現れている。IEAのマザーウェイ・省エネ課長は25日、都内で講演を行い、「G20では省エネにより、エネルギー需要の13%を削減した」と報告した。なかでも中国では2006年からの5カ年計画で取り組んだ産業界のエネルギー効率化が大きな効果をあげたという。日本については、各部門でバランスよく省エネが行われていると指摘。その理由にトップランナー方式をあげ、これを高く評価した。また福島原発事故後の国民の省エネ意識が継続している点にも言及した。今後の政策につてマザーウェイ氏は、北米や欧州で広がりつつある省エネプロジェクトを入札制とし、企業の技術競争をうながす「市場に任せた手法」(MBI)の普及に期待を示した。

・<アーガス情報>米の生産力、相場を下押す 2017/04/24

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、全ての指標が前週から反落。米国原油価格の指標となるWTIは21日、49.62ドルの終値を付け前週から3.56ドル値を崩した。WTIが40ドル台となるのは1カ月振り。 下落の背景となったのは、米国の生産力だ。前週までOPEC加盟国と非加盟国による生産調整が延期されるとの見通しが強まり、上昇基調となっていた原油相場がここへきて急落した。米国はシェール革命以後、原油生産量を増加しており、その生産力は世界全体で見ても影響力は大きい。米国の原油在庫量は生産の活発化に伴って増加を続けており、これが市場での懸念につながっている。 米エネルギー省が発表した原油在庫統計は先週も増加を示し、14日時点で合計5億3230万バレルとなった。また、季節的に需要が強まる時期にあるガソリンも、在庫の大幅増加が報告された。国内需給が緩まっていることから、市場では売りが優勢となった。
【4月21日現在の原油相場】
 WTI=49.62ドル(前週比3.56ドル安)、ブレント=51.96ドル(前週比3.93ドル安)、オマーン=51.72ドル(前週比2.93ドル安)、ドバイ現物=51.33ドル(前週比2.83ドル安)

・<アーガス情報>需給改善への期待高まる 2017/04/17

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、全ての指標が前週に引き続き上昇基調を強めた。需給が引き締まりつつあるとの見方が買いを誘った。
 国際エネルギー機関(IEA)は先週発刊した月間市場レポートで3月の原油供給が2月から日量75万5000バレル減少していると報告。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による供給量の調整が世界需給を引き締めていると指摘した。
 また、リビアの原油生産量が減少しているとの報告も市場の買いを強めた要因となっている。リビアでは、武装勢力により同国最大の油田シャララから輸出港ザウィアを繋ぐパイプラインが封鎖され、以後、日量49万バレル程の出荷が停止しているとの情報だ。
 OPEC加盟国と非加盟国による供給調整の延長も、多くの産油国がすでに同意する意向を示しており、原油相場は更に上昇基調を強める可能性が高い。

【4月13日現在の原油相場】
 WTI=53.18ドル(前週比1.48ドル高)、ブレント55.89ドル(前週比1.00ドル高)、オマーン=54.65ドル(前週比1.51ドル高)、ドバイ現物=54.16ドル(前週比1.56ドル高)
※先週14日は米国、英国、シンガポールが祝日のため、13日の価格を最新として使用

・<アーガス情報>続伸、減産への期待高まる 2017/04/12

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、引き続き各地で強い基調に支配される展開となった。北海原油の価格指標となるブレント先物価格は7日、1バレル当たり55.24ドルの終値を付けた。米国の生産活動が活発化しているとの懸念から昨今の価格が落ち込んでいたこともあり、同価格が55ドル台となるのは約1カ月振りとなる。
 価格が上昇基調を強めている背景には、OPECおよび非OPEC加盟国による生産抑制がさらに6カ月間続けられる可能性が高まったことがあげられる。先週、イラク国営石油Somoは同国南部の輸出ターミナルからの出荷量が昨年7月以来の最低水準となったと発表。減産が順守されているとの見方が強まり、買いが強まった。
 ただ、米原油在庫は先週も増加を示し、米国の供給力は依然として強いままとの印象だ。しかし、現時点で米国の生産が原油価格に及ぼす影響は限定的と言えるだろう。


【4月7日現在の原油相場】
 WTI=52.24ドル(前週比1.64ドル高)、ブレント=55.24ドル(前週比2.41ドル高)、オマーン=54.49ドル(前週比2.64ドル高)、ドバイ現物=54.01ドル(前週比2.97ドル高)

・<アーガス情報>反発、減産延長の機運高まる 2017/04/03

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、各指標ともに反発。OPEC加盟国を中心とする主要産油国の減産合意が延長される機運が高まったことが買戻し意欲を促した。昨年末に締結された同減産合意は当初6カ月間の実施とされていたが、先週末に開かれた会合でさらに6カ月間続けられる公算が高まったとされる。
 また、前週時点においては合意参加国の一部が減産量を遵守していないとの指摘が価格を押し下げる要因となったが、先週に入り各国の遵守意識が高く、実際に合意通りの減産が進んでいることが明らかとなった。
 これに加え、今週中盤に政情が安定しないリビアの原油生産拠点2カ所が停止し、これにともない同国国営NOC社が原油積出について不可抗力条項を発動した。また、先週発表の米国原油在庫統計が市場の予想を下回る増加を示したことも買戻しを促す要因となった。
【3月31日現在の原油相場】
 WTI=50.60ドル(前週比2.63ドル高)、ブレント=52.83ドル(前週比2.03ドル高)、オマーン=51.85ドル(前週比2.18ドル高)、ドバイ現物=51.04ドル(前週比2.07ドル高)

・<アーガス情報>続落、米在庫再び増加 2017/03/27

【アーガスメディア=週間原油概況】
 今週の原油価格は、各指標全てが前週から下落基調を強める展開となった。相場を大きく下押した要因となったのは、米国原油在庫の増加だ。米エネルギー省が今週発表した17日時点の原油在庫は5億3310万バレルとなり、前週から500万バレル増加。市場では、250万~400万バレル程の増加が予想されており、それを上回ったことが価格の下落要因として働いた。
 米国では生産量の増加が在庫を積み上げており、今週はそれに加えて輸入量も増加したことが重荷となった。
 英銀バークレイズのアナリストによると、原油価格は第2四半期にはバレルあたり60ドルまで上昇するという。ただ、価格の上昇は一時的で、その後下半期には50ドル台半ばまで下落が予想されるとの見通しを発表した。
 米国からの生産は今後も活発化が見込まれており、石油輸出国機構(OPEC)による減産も今後の展開が不透明なことが相場を持ち上げるとの予想につながっている。

【3月27日現在の原油相場】
 WTI=47.97ドル(前週比0.81ドル安)、ブレント=50.80ドル(前週比0.96ドル安 )、オマーン=49.67ドル(前週比0.96ドル安)、ドバイ現物=48.97ドル(前週比1.24ドル安)

・<アーガス情報>WTI続落、米の供給力が懸念材料 2017/03/21

【アーガスメディア=週間原油概況】
 20日時点の原油価格は、ブレントが前週から小幅に上昇した一方でWTIが下落。米国からの生産量増加が相場の重荷となっている。
 ただ、先週米エネルギー省が発表した原油在庫統計は、小幅な減少を示した。米国の原油在庫が減少を示すのは今年初となる。これを受けて週後半、価格は小幅に上昇したが、前半の下落を相殺する程には至らなかった。WTI原油の現物受け渡し地となるオクラホマ州クッシングの原油在庫は増加を示したため、相場へのインパクトは限定的だったとの声もある。
 また、石油輸出国機構(OPEC)が発刊した月間報告書では、世界の原油生産量は2月、日量9590万バレルとなり、前月から日量21万バレル減少。しかし、非OPEC加盟国の原油供給量は今年、日量5770万バレルに上り、前年から日量40万t程増加するとの見通しを発表した。
 OPEC加盟国による減産は依然として市場に影響を与える材料となっているものの、現時点では米国の供給力が相場を左右させるカギとなっているようだ。
【3月20日現在の原油相場】
 WTI=48.22ドル(前週比0.18ドル安)、ブレント=51.62ドル(前週比0.27ドル高)、オマーン=50.42ドル(前週比0.23ドル高)、ドバイ現物=49.96ドル(前週比0.09ドル安)

・<アーガス情報>続落、WTI今年初の40ドル台 2017/03/13

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、各地で弱い基調に支配される展開となった。特に、米国原油価格の指標となるWTI先物は10日、48.49ドルの終値を付け今年初となる40ドル台まで下落した。米国での生産が活発化しており、原油在庫が積み上がっていることが相場の重荷となっている。米エネルギー省が発表した同国の原油在庫は先週5億2840万バレルとなり、前週から820万バレル増加。米国の原油在庫が増加するのはこれで9週連続となる。市場では200万~400万トン程の増加に留まるとの見込みが強く、これを上回る増加を示したことが相場を大きく下押した。 原油市場は昨年末合意に至った、石油輸出国機構(OPEC)による減産で急伸を遂げ、今年に入ってからは順調な生産量削減報告から50ドル台を維持していた。ただ、ここへきて、米国の生産量が増加傾向にあることが価格へ下方圧力を加えている。
【3月10日現在の原油相場】
 WTI=48.49ドル(前週比4.84ドル安)、ブレント=51.37ドル(前週比4.53ドル安)、オマーン=51.32ドル(前週比2.95ドル安)、ドバイ現物=51.05ドル(前週比2.76ドル安)

・<アーガス情報>続落、需給改善への懸念強まる 2017/03/06

 【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、ブレント、WTIともに前週から下落。昨年末に決定した減産協定で需給改善への期待が膨らんだが、ここへきてその期待に疑問視する声が強まっている。
先週ロシア政府が発表した同国2月生産量は日量1106万3000バレルとなり、前月から日量3000バレル程の減少となった。ロシアは石油輸出国機構(OPEC)による減産協定の際、同調する意向を示しており2017年6月末までに日量30万バレル減産することで合意に達している。ロシアの2月生産量がさほど減少していないことが市場では売り材料となり、相場を落とした。
ただ、減産の基準となる10月時点のロシア生産量は日量1118万4000バレルとなっており、2月時点の生産量と比べると12万1000バレル程の差が既にある。ロシアは残り4カ月で日量17万9000バレル減少すればいい計算だ。
また、EIAが発表した米原油在庫統計が8週連続で増加。米国の生産活発化も相場を下押す大きな要因となっている。輸入の増加と生産活動の活発化が同国の在庫を増やしているとの情報だ。

【3月3日現在の原油相場】
 WTI=53.33ドル(前週比0.66ドル安)、ブレント=55.90ドル(前週比0.09ドル安)、オマーン=54.27ドル(前週比1.27ドル安)、ドバイ現物=53.81ドル(前週比0.88ドル安)

・<アーガス情報>続伸、OPEC減産94%達成 2017/02/27

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、前週から引き続き全ての指標が上昇。昨年末に決定した石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国による減産が着実に目標に近づいていることが買いを優勢とさせた。
 カタールのサダ石油相によると、OPEC加盟国の原油減産量は既に約日量180万バレルとなり、目標数量の94%を達成。ただ、非加盟国による減産は現時点で目標数量の50%を下回り、合計では依然として80%程度に留まるとの情報だ。
 ただ、これが市場では買い材料となっており、相場を押し上げた。
 一方、イランのザンギャネ石油相は、「55~60ドルの原油価格はOPEC加盟国に不利益を与える」と警戒心を示した。OPEC加盟国による減産が原油価格の高騰を招き、それが非OPEC国の投資につながり生産量を増やす。これはOPEC加盟国の不利益と主張した。実際、米国の原油生産量は増加しており、今週発表の在庫統計でも、小幅に増加。米原油在庫が増加を示すのは今週で7週目となる。

【2月24日現在の原油相場】
 WTI=53.99ドル(前週比0.59ドル高)、ブレント=55.99ドル(前週比0.18ドル高)、オマーン=55.54ドル(前週比0.38ドル高)、ドバイ現物=54.69ドル(前週比0.62ドル高)

・<アーガス情報>米生産活発化、供給懸念強まる 2017/02/20

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、米国での生産活動が活発化しているとの報告が相場の重荷となった。
 米エネルギー省(EIA)は先週、週間原油在庫統計で日量950万バレルの増加を報告。米原油在庫が増加を示すのは今週で6週目となる。また、これに加えて同国で稼働する原油掘削リグも前週から増加。8基が追加され、合計で591基となった。
 石油輸出国加盟国(OPEC)は米国からの原油生産量が増加傾向にある事を受けて先週、非OPEC加盟産油国からの生産量見通しに上方修正を加えた。米国では投資の拡大も報告されており、これがOPECの見通し上方修正につながった。
 ただ一方で、10日に国際エネルギー機関(IEA)が発表した1月の世界原油生産量が日量3206万バレルとなり、昨年設定されたOPECと非OPEC加盟国による減産目標を既に90%達成。市場では、買いが優勢となる場面も報告された。また、中国を含めた各国からの石油需要が強まっているとの見方が強いことも買い材料となっている。

【2月17日現在の原油相場】
 WTI=53.40ドル(前週比0.46ドル安)、ブレント=55.81ドル(前週比0.89ドル安)、オマーン=55.16ドル(前週比0.57ドル高)、ドバイ現物=54.07ドル(前週比0.24ドル高)

・<アーガス情報>ブレント下落、シェール増産に警戒感 2017/02/13

【アーガスメディア=週間原油概況】
 先週の原油価格は、各地で弱い基調に支配される展開となった。米国のシェール油ガス田による生産活動の活発化が世界の需給バランスを緩めるとの懸念につながった。
 米エネルギー省が発表した在庫統計で原油が前週から1380万バレル増加。週増加では過去2番目となる高水準を記録した。同国の原油在庫は今週で5週連続の増加となり、生産活動の活発化が伺える。米国の掘削リグ稼働数は741基で前週から12基増加したとの情報だ。
 ただ、後半は上昇基調を強めWTI価格は前週の終値を小幅に上回った。国際エネルギー機関(IEA)は10日、1月の世界原油生産量が日量3,206万バレルになったと報告。同水準は昨年、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国が設定した減産目標の90%にあたる。アーガスの調べによると、OPEC加盟国は1月、合計で日量115万バレル程の生産をカット。目標を既に98%達成した。
 OPECやロシアでは2016年に入り生産量の増加を続けてきた。その結果、減産同意の基準値となる10月は過去最高水準の生産量を記録。OPECおよび非OPEC加盟国による減産報告は続くものの、一部では目標値への達成は2016年追加分の削減で需給を引き締める直接要因には成り難いとの見方もある。

【2月10日現在の原油相場】
 WTI=53.86ドル(前週比0.03ドル高)、ブレント=56.70ドル(前週比0.11ドル安)、オマーン=54.59ドル(前週比1.32ドル安)、ドバイ現物=53.83ドル(前週比1.59ドル安)